2030年2月8日金曜日

キトウバーとは




それは、あいちトリエンナーレ2013の中の「STUDIO TUBE」という作品の制作現場。

制作を手伝う市民ボランティアのまかないの時に、同じく市民ボランティアとして参加していた私、「鬼頭(キトウ)」が自分の好きなお酒を持ち込んで、皆さんにオススメしたのが始まり。


そして、あいちトリエンナーレ2013が終了したあとも、いろんなところでお酒をふるまわせていただき、現在に至ります。






私は度数高めの蒸留酒をストレートで飲んでお酒本来の味を楽しんでもらうのをモットーとしています。

キトウバーは、移動式でお酒を持ち込める場所なら紙コップとお酒片手にどこでも開きます。
あるときは路上のベンチ、あるときはお祭り会場、イベントの余興、などなど。。。
なので、そこに集まる人は、さまざまです。

皆さんがほろ酔いになって楽しんでくれることが私の喜びで趣味のような感覚でやってます。

2017年12月12日火曜日

酒々雑多に魅せられて 〜テキーラフェスタ〜


名古屋で2回目の開催となるアジア最大級のテキーラの祭典
テキーラフェスタに行ってきました。

今年2017年は、
名古屋市とメキシコ市の姉妹提携40周年
ということもあってか、
イベント内容も盛りだくさんでした。



ライブやDJパフォーマンスがあったり、
2017年テキーラPR大使を務めるLUNASEAのギタリスト
INORANさんのトークショーがあったり



もちろんテキーラの飲み比べもあり!!
普段、一般の酒屋さんで見ることのない
珍しいテキーラがずらり。 

これぞまさしく、圧巻です。


       

写真の一番左の「1」と書かれたボトル。
123スピリッツ オーガニック ブランコ (ウノ)」。
テキーラ飲み比べの中ではこれが一番美味しかった。

酵母も天然のものを使っているオーガニックテキーラ
ワイン愛好家にも勧められるテキーラを念頭に置いて作られているそうです。

一見、健康志向とはかけ離れたイメージをもつテキーラで
自然派」「バイオダイナミック」などというワードが
出てくるのが面白い。




そして、
お客さん投票型のプロのバーテンダーさんが作る
カクテルコンテスト


このカクテルは、タマゴを使わずタマゴを表現したカクテル。
かなり凝っていますね。

テキーラはカクテルで世界に広まったこともあって、
特にカクテルとの結びつきが強いお酒です。





今回、このイベントに参加して驚いたのは客層。

ギラギラなクラバーな若い男女から
お酒好きそうなオジサンや、
僕のようなお酒マニアなオタクまで。

「カオス」とか「ダイバーシティー(多様性)」
と表現するのが適当でしょうか。


ただ、人は「画一性」に安心感を持ち
異質な者を排除しようとするのが本能です。

でも、現代社会では「画一性」にこだわりつづければ
決して「発展」はありえない。

頭でわかっていても、これがなかなか難しい。

誰だって、異質な存在として扱われたことや、
異質な存在を敬遠したことはあるんじゃないかな。




いやいや、でも、テキーラフェスタは、
そんな概念を見事に取っ払って
多様性を実現しているじゃないか。


テキーラってお酒は、もしかしたら、
ものすごい可能性を持ったお酒かもしれない。

今後が楽しみです。


テキーラフェスタ2017 in 名古屋

2017年12月3日日曜日

キラリ、新世界〜岐阜「コルクのきまぐれ」〜


今回はニュージーランドワインの世界を知りたくて
岐阜のコルクのきまぐれへ行ってきました。




一杯目は
ハッピーアワーでオトクな価格で飲める「ソーヴィニヨンブラン品種」のスパークリングをチョイス。

このソーヴィニヨンブランこそが
ニュージーランドワインを世界に知らしめたといわれる代表品種なのだとか。

ふむふむ、糖度も酸味も高くて濃厚だけど素直な感じ。





次は「テイスティンググラス4杯」
中身もおまかせでお願いしました。

白ワインは、ぶどう品種ピノグリシャルドネの2杯。

このシャルドネ・・・?! 樽のニュアンスがたっぷりついていて、
最初から最後までウイスキーみたい。
「シャルドネは特徴が少ないので、樽でお化粧しているんですよ」と
粋な表現で話す女性ソムリエさん。


忙しそうにテキパキ動いていたけど、
ワインを出すときや説明のときには一度ひといきついて、
ゆっくり話してくれるのが嬉しいですね。


白ワインに合うおつまみを、と注文すると
柿に生ハム、チーズ、バジルの葉を乗せたものが。

「うん、合う!」
家庭でも作れそうな感じがいいですね。


赤ワインは、ぶどう品種
メルロー、カベルネソーヴィニヨン、マルベック
をブレンドしたものと、ピノノワールの2杯。

ニュージーランドワインは、白も赤も総じて素直でまっすぐ。

歴史も浅いので、例えるなら「大学生」といった感じ。
キラキラしてて、どんな味に成長していくのか
今後が楽しみです。


赤ワインに合うおつまみを聞いたところ
「同じ赤の色素のタコはどうですか」と
タコと唐辛子とにんにくを使ったアーリオーレという料理を
すすめられました。

海鮮ものと赤ワインを合わせると
生臭さが強調されちゃうというのが定説のはずだけど・・・?
「いや、美味しい!」

柿のおつまみもそうでしたが、ここは料理が美味しい。



フランスワインにはフランス料理、
イタリアワインにはイタリア料理、

ついついそう決めてしまいがちですが

美味しいお酒、美味しい料理に
国境や壁なんてないんですよね。

まだ歴史の浅いニュージーランドワインだからこそ
どんな料理に合うのかは、まだ未知数でその可能性は無限です。

人の成長でも、思い込みや決めつけは
可能性をつぶしているようなものです。



「こうでなくちゃいけない、だって世間の常識だから。」
いやいや、世間の常識なんてものは、
いくらでも変えられるのです。

「学校へ行くのは当然」
「大人は働かなくちゃいけない」

常識って言ってしまえば、それまでですが、
いつでもそこに「なぜ?」
て考えられる柔軟さは持っていたいですね。

ニュージーランドワインのように
いつまでも、素直でまっすぐに。


コルクのきまぐれ公式サイト

2017年11月27日月曜日

 ワイングラスから見えるイタリア 〜名古屋栄「ロジョック」〜


名古屋栄、ビルの谷間の路地奥に
イタリアワインサロンのrojoc(ロジョック)はあります。

レンガ造りの大人な隠れ家の雰囲気のお店。

イタリアワインとのマリアージュを
楽しんでみたいとお願いすると、
「前菜盛り合わせ」で合うものを探してみてはと、提案されました。





手書きメニューから選べます。
いろいろあって迷いそうだったので、
「おまかせ」にしました。

イタリアワイン自体もよく知らないので
「ソムリエにおまかせ 3glass飲み比べセット」で。

1杯目はさらりとした白ワイン。




2杯目の赤ワイン。
日本酒のように繊細でやさしい芳醇旨口。
タンニンもほどほどでキレが良くて、面白い。

イタリアの赤ワインはタンニンたっぷり派手なイメージだったので
ちょっとびっくり。

「こういう味が本来のイタリアワインなのですよ」と
選んでくれたソムリエさんの談。
そういえば1杯目の白ワインも繊細でやさしい味でした。





3杯目はキャンティ・クラッシコ。
これは最初に僕が「名前だけ聞いたことあってちょっと気になってる」と、ソムリエさんと話していたものでした。

サプライズ的にさりげなく
「さっき話してましたよね?」と言わんばかりに
最後に出してくれるのはニクイですね。



イタリアといえば、何を思い浮かべますか?

僕は、イタリアというと、
「フェラーリ」や「グッチ」「プラダ」「フェラガモ」などの
世界の最先端でギラギラ輝く高級ブランドの印象を持っていましたが


でもワインからは、全く違って
素直で素朴で
久しぶりに帰ってくる人を優しくおおらかに迎えるような
そんな農村風景が浮かんできました。





調べてみると、実際、イタリアは農業が盛んで
特にぶどうは、北部であっても南部であっても全土どこでも
栽培ができるらしいです。

ワイン造りの歴史はフランスよりも古く、
さらに小さな畑が次々と新しいワインを作り出すことが多いので
独創的で味のバリエーションは世界屈指なのだとか。



きっと、イタリア人にとってイタリアワインとは
日本の日本酒や焼酎と同じように
庶民の生活や食事に根付いたものなのですね。

イタリアの人は、よく食べよく飲み、
そしておしゃべりも大好きなんだそうです。


黙ってじっくりと味わうというよりは
美味しい食事と、おしゃべりを楽しみながら
飲むのがイタリアンスタイルなのかも。



店内は、おしゃれだけど
洋風の田舎のゆるさもあり居心地のいいやさしい雰囲気。

ソムリエさんのやさしく柔らかい物腰そのままのようでした。
合間合間に話しかけると、ワインのことも丁寧に教えてくれます。


たまには、ここでゆっくりおしゃべりを楽しみながら
イタリアワインを楽しんでみては?

もしかしたら、ワイングラスの向こうに、
イタリアの農村風景が見えるかも。





rojoc公式サイト


2017年11月20日月曜日

みかんは知っている

少し前から、畑のみかんの木に
オレンジ色の実がたわわに実り始めました!


実の重みで、木全体がしなっています。



9月に見たときは、まだ緑色で固そうな感じ。
2ヶ月でこんなに変わるんですね〜
自然の力ってすごい!


でもね、よくよく見ると、
みかんの実を手でひきちぎったあとが、あちこちにあるんです。

かなりの数のみかんが盗まれたようです。


畑の側溝には、
ちぎるだけちぎって食べずに捨てられたみかんが散乱。

同じ人がやったのか、ゴミも散乱。

ひどすぎます・・・。
人間て何でもやるんですね。

怒りととも
得体の知れない存在が、
この敷地に侵入して、
自分たちの財産を奪っていくという恐怖で
心拍数があがり、体中の筋肉が震えそうです。


ん?自分の財産?

いや、そもそも、みかんの実は、
土や雨、太陽の恵みが育てたものじゃないか。

僕たちは、
その恩恵のほんの一部をもらっているに
過ぎない。

人間なんて、自然の力の中では
無力でちっぽけだ。




見た目は鮮やかなオレンジで
とても美味しそうに見えるのだが
収穫したてのみかんは、ちょっと酸っぱい。

みかん泥棒も、おそらく酸っぱかっただろうに。

実は、裏技があって、
みかんを手でもみもみすると、
酸味が抜けて甘みが増すのだとか。

まるで、食べる人間の愛情を試しているかのようだ。

みかんを美味しくするもしないも
みかんのみが知ることなのかもしれない。


2017年11月5日日曜日

酒は憂いの雨をも払う 〜キトウバーin三ツ川無事終了〜

台風が接近し、雨模様となったイベント当日


足元の悪い中、それでも50名以上の方が
久しぶりのキトウバーイベントに駆けつけてくださって
会場は大盛り上がり。

ほんとうにありがとうございました!




プロのDJが、突然現れて、
中盤から会場の盛り上がりは絶頂に!




でも・・・

いつもイベントのたびに
自分たちの未熟さを思い知り、

「あーすればよかった」
「もっと出来たはずだった」
「どうして出来なかったのか」

反省と自責の念ばかり。



だったらなぜ、
こんなイベントを続けているのか?

自問自答してみたりする。



でも、結局、答えはいつも同じで

「お酒が好きだから」

ただ、これだけ。
そう、たったこれだけ。





「人の役に立ちたい」
「社会貢献したい」
「誰かを笑顔にしたい」などなど

そんな高尚なこころざしは、僕にはない。




学校へ行けず、家から出ることもできずに
部屋の壁を叩き壊していた10代の頃に

「自分の人生は終わりだ」とまで
思い詰めたのだ。

だったら、

生きるために何かをする人生じゃなく、
何かをするために生きる人生でもいいじゃないか

お酒がこの世にある限り、
僕は精一杯、
お酒の楽しさってヤツを味わって生きてみたい。

そして、それを誰かと共有できたならば
十分すぎるほどの生きるに値する価値ではないだろうか。


2017年10月19日木曜日

おでんのすゝめ

秋が深まってくると、
急に恋しくなる「おでん」


なぜ、わたしたちは、
こんなにも「おでん」が好きなんでしょう?
なぜ、こんなにも「おでん」てホッとするのでしょう?



だれが主役とかではありません。


ちくわなどの練り物、牛すじ、つくね、つみれなど
味を出すと言われる素材と、

大根や厚揚げ、里芋など味を吸う素材。

そして、こんにゃくなどのように
どちらでもない中間的な素材。

いろんな立場の素材たちが
ひとつの鍋の中で調和して、
絶妙な味を作り出している。


そんなおでんみたいな人間関係って憧れますよね。




焼酎をアツアツおでんの出汁で割る
「おでん出汁割」なんてものも存在するらしいです。


おでんは最強おつまみ。
何のお酒を合わせるかはあなた次第。


予告です♬
とうがん、里芋、たまねぎ、枝豆 などなど
野菜がいっぱい入った「おでん」作ります!

ぜひ、おでんで温まりましょう。