2017年5月17日水曜日

いい出会いは「これから」〜名古屋市北区大曽根

名古屋市北区大曽根駅から徒歩10分ほどのところにある
美味しい日本酒と魚、それから洋食が味わえる

「酒肴吟味 これから」へいってきました。



席につくと、さりげなく一言を添えた手紙が置いてありました。
こういう心遣いうれしいですね。




本日のおすすめメニュー。
「水ナスの刺し身」

名前の通り、みずみずしい水ナスを何もつけずに
そのままいただきます。

アクやえぐ味など、いっさいなく
まるでフルーツのようです。



そしてお酒は、秋田県 福禄寿酒造の
「一白水成」(いっぱくすいせい)純米吟醸

一口飲んで、いきなりブワッと、
完熟メロンのような強烈な甘味を感じますが、
スッと引いていく切れの良さ。

これは何杯でも飲めてしまう。




こちらも本日のおすすめメニュー。
「のどぐろの刺し身」

「白身のトロ」とよばれているくらいの高級魚。
白身でありながら、脂身もあり、舌にのせると
とろっととろけます。






と、2杯めのお酒をどうしようか迷っていると
すすめられたのが

ま、ま、ま、まさかの「十四代」〜〜!!


値段をおそるおそる聞くと
そんなにおどろく価格ではない。


はっ? ここで夢が叶うなんて。



「十四代」といえば
山形県の高木酒造。

いろんな意味で、日本酒界に革命を起こし、
20年以上日本酒のトップであり続け、
業界を牽引してきて、

今なお、一般の売り場などでは滅多にお目にかかれず、
あったとしてもネット通販サイトで高値で取引されている
あの「十四代」!




20年前、ほぼ日本酒の未来は絶望的と思われた時代に
はかり知れない努力によって誕生した

その奇跡の銘酒の味はいったいどんな味なのか?




いただいたのは「十四代 中取り純米無濾過 生詰め」

なんてフルーティー。
それに品のいい酸味。

これはまるで東北のもぎたてリンゴ。

寒さの厳しい冬の間、養分を蓄えたリンゴの木が春に花を咲かせ
見事に実を実らせた。

この一杯は、そんな一途でまっすぐな味がしました。
(個人の感想ですので悪しからず)





このお酒に出会えた今日というこの日、幸せです。




「新玉ねぎとベーコンのパスタ」も絶品。


日本酒や魚はもちろん、野菜や洋食も美味しい「これから」には
すばらしい出会いがありました。

お酒を愛してやまない方は、ぜひ足を運んでほしいお店です。




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