2017年6月10日土曜日

うだつの上がる酒飲み

ちょっと前になりますが
岐阜県美濃市のうだつの上がる町並みの中にある




小坂酒造場」さんへ行ってきました。



小坂酒造場さんといえば、代表銘柄「百春

良質な酒米と長良川の伏流水を使ったお酒には
健康で百度目の春が迎えられますようにとの願いが
込められてるのだそうです。




予約すれば蔵の見学も可能ですが
この日は予約していなかったので、
奥の主屋と米蔵を改装したギャラリーまで。



奥に進んでいくと、「おっと?」
多分関係者意外立ち入り禁止ってことかな。




さらにこんなもの見つけました。

酒といふ字を見るさえうれしき のめという人 神か仏か


読み人知らず とありますが、
ネットで調べてみると、どうやら「荒城の月」の作者で知られる
土井晩翠という詩人がかいた唄のようです。


よっぽど酒好きだったんでしょうね〜。
非常に親近感を覚えます(笑)



うだつとは日本家屋の屋根に取り付けられた防火のための
装飾のことみたいですね。

これをつけるためには、かなりの出費が必要だったため
うだつが上がらないことが、
出世しないとか、幸せになれない、とか、
そんな意味で使われるようになったとか。




酒ばっかり飲んでると、「うだつが上がらない」なんて
思われそうですが、

お酒自体は何も悪くないと思うんです。



本当に怖いのは、普段の生活で無理やり自分を押さえ込んで、

お酒を飲んだときに、悪いカタチでそのうっぷんを晴らそうと
してしまうことです。



あかりアート展が開催中でした



お酒が好きであることを堂々と詩によんで残せるくらい
うだつの上がる(=幸せな)酒飲みになりたいですね〜。





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