2017年12月3日日曜日

キラリ、新世界〜岐阜「コルクのきまぐれ」〜


今回はニュージーランドワインの世界を知りたくて
岐阜のコルクのきまぐれへ行ってきました。




一杯目は
ハッピーアワーでオトクな価格で飲める「ソーヴィニヨンブラン品種」のスパークリングをチョイス。

このソーヴィニヨンブランこそが
ニュージーランドワインを世界に知らしめたといわれる代表品種なのだとか。

ふむふむ、糖度も酸味も高くて濃厚だけど素直な感じ。





次は「テイスティンググラス4杯」
中身もおまかせでお願いしました。

白ワインは、ぶどう品種ピノグリシャルドネの2杯。

このシャルドネ・・・?! 樽のニュアンスがたっぷりついていて、
最初から最後までウイスキーみたい。
「シャルドネは特徴が少ないので、樽でお化粧しているんですよ」と
粋な表現で話す女性ソムリエさん。


忙しそうにテキパキ動いていたけど、
ワインを出すときや説明のときには一度ひといきついて、
ゆっくり話してくれるのが嬉しいですね。


白ワインに合うおつまみを、と注文すると
柿に生ハム、チーズ、バジルの葉を乗せたものが。

「うん、合う!」
家庭でも作れそうな感じがいいですね。


赤ワインは、ぶどう品種
メルロー、カベルネソーヴィニヨン、マルベック
をブレンドしたものと、ピノノワールの2杯。

ニュージーランドワインは、白も赤も総じて素直でまっすぐ。

歴史も浅いので、例えるなら「大学生」といった感じ。
キラキラしてて、どんな味に成長していくのか
今後が楽しみです。


赤ワインに合うおつまみを聞いたところ
「同じ赤の色素のタコはどうですか」と
タコと唐辛子とにんにくを使ったアーリオーレという料理を
すすめられました。

海鮮ものと赤ワインを合わせると
生臭さが強調されちゃうというのが定説のはずだけど・・・?
「いや、美味しい!」

柿のおつまみもそうでしたが、ここは料理が美味しい。



フランスワインにはフランス料理、
イタリアワインにはイタリア料理、

ついついそう決めてしまいがちですが

美味しいお酒、美味しい料理に
国境や壁なんてないんですよね。

まだ歴史の浅いニュージーランドワインだからこそ
どんな料理に合うのかは、まだ未知数でその可能性は無限です。

人の成長でも、思い込みや決めつけは
可能性をつぶしているようなものです。



「こうでなくちゃいけない、だって世間の常識だから。」
いやいや、世間の常識なんてものは、
いくらでも変えられるのです。

「学校へ行くのは当然」
「大人は働かなくちゃいけない」

常識って言ってしまえば、それまでですが、
いつでもそこに「なぜ?」
て考えられる柔軟さは持っていたいですね。

ニュージーランドワインのように
いつまでも、素直でまっすぐに。


コルクのきまぐれ公式サイト

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